ゆうのプロフィール|保険代理店11年でたどり着いた「分けて考える」

こんにちは、ゆうです。
保険代理店で11年、1,000世帯以上の相談を受けてきました。
このブログは「まずは分けて考える、必要な保障の選び方」をテーマに、共働き家族が——
- 保険料を月数万円下げて
- 浮いた差額を教育費とNISAに回し
- 必要な保障はちゃんと残す
そのための判断軸を、業界の内側を知る立場からお渡しします。
私自身、共働き×子3人・住宅ローン・NISA8年目の当事者です。
業界で見てきたこと、自分の家計でやってきたこと、その両方をもとに書いています。
「保険と貯蓄を分けるか、混ぜるか」の最終判断は、各家庭で違って当然。
このブログは結論を押し付けません。判断のもとになる知識を、1記事ずつお渡しします。
はじめまして。まずはQ&Aで自己紹介

じっくり読む時間のない方のために、まずは一問一答で。
詳しい話は、このあとの各セクションでしています。
Q. なぜ保険業界に入ったんですか?
結婚前の妻が自動車事故にあったのがきっかけです。
車が全損になったのに、受け取れた保険金は20〜30万円ほど。新しい車を買うにはあまりに少ない金額だったのを、鮮明に覚えています。
保険って当たり前のように入っているのに、内容を一切知らないな、と。「一度ちゃんと勉強したほうがいいかもしれない」と思ったのが、この業界に足を踏み入れた理由です。
つまり私は、保険を知らなかった側からこの業界に入りました。この目線は、いまもブログの土台になっています。
車の保険金が思ったより少なくなる仕組みは、【車両保険はいらない?】の記事で解説しています。

Q. 出身はどちらですか?
1990年生まれ、北海道の田舎育ちです。小中学校は、ずっと同じメンバーで育ちました。
Q. 保険の営業をされていたのに、人と話すのは得意なんですか?
正直に言うと、苦手です。
雑談や面白い話ができるかと言われると、それも苦手なほうで、特に初対面の方と打ち解けるのには時間がかかります。
そんな性格なので、何かを買うときや分からないことがあるとき、まず自分で調べて考えるタイプです。
このブログが「読むだけで判断できる」ことにこだわるのは、私自身がそういう情報を探す側の人間だからです。
Q. どんな家族構成ですか?
夫婦共働きで、子どもが3人います(6歳・4歳・0歳)。
私が時短勤務3年目、妻がフルタイムです。
持ち家で住宅ローンがあり、団信(住宅ローンに付く死亡保障)に加入済み。読者のみなさんと、だいたい同じ景色の中で暮らしています。
Q. ご自身はどんな保険に入っているんですか?
死亡保障は収入保障保険(毎月お給料のように保険金を受け取るタイプ)です。
医療保険とがん保険は掛け捨て(満期金や返戻金のない、保障だけの保険)で持ち、貯蓄はNISAと預貯金に置いています。
「保険と貯蓄は分ける」を、自分の家計でも実践しています。何をどう選んだかは、このページの後半で判断理由ごと全部話しています。
Q. 保険業界の人なのに「保険料を下げよう」と言うんですか?
必要な保障まで削ろうとは言いません。
公的保険と貯蓄でカバーできる分を引いて、残った本当に必要な保障だけを効率よく買う。
この順番で整理すると、結果的に保険料が下がる家庭が多い、という話です。
Q. なぜブログを始めたんですか?
「読むだけで自分の保険を判断できる場所」を作りたかったからです。
詳しい経緯は、このページの後半でお話しします。

ここから先は、少し長い自己紹介です。お時間のあるときにどうぞ。
業界人の私が、外貨建て保険を解約してNISAに切り替えるまで

「どうせ保険でやるなら手厚く」——加入したときの判断
私自身、第一子が生まれた2020年に、夫婦の保険をまとめて整えました。
収入保障保険、医療保険、がん保険。そしてもうひとつ、米ドル建ての終身保険です。
コストが高いことは、最初から知っていました。
死亡保障だけなら収入保障保険のほうが効率的なことも、保障と貯蓄を組み合わせた商品には構造的にコストが上乗せされることも、業界にいれば嫌でも知ります。
それでも入ったのには、当時なりの理屈がありました。
- 教育費の準備と3大疾病への備えをひとつで持てる
- 払込後に為替を見ながら、解約のタイミングを選べる設計
- 教育費で使わなければ、終身保障として残せる
- お客さまに勧める商品は、自分でも入っていたほうが伝わる
月々の保険料は約18,000円。子どもが18歳になる頃の進学費用に充てるつもりでした。
いま振り返ると、最後の理由がいちばん大きかったと思います。業界人の論理です。
約21万円の元本割れを承知で解約した理由
転機は2つ重なりました。
ひとつは為替です。2022年、円相場が1ドル150円台に突入します。
1990年以来、約32年ぶりの円安水準です。業界に入ってから一度も見たことのない数字で、私の想定を超えていました。
もうひとつは、NISAの実体験です。
2019年から旧つみたてNISAを続けていて、長期で持つならこちらのほうが増えやすいと、自分の数字で確信するようになっていました。
半年ほど悩んで、2022年12月に解約。
約2年半で払い込んだ保険料はおよそ54万円、戻ってきた解約返戻金は325,223円。約21万円の元本割れです。
保険を扱う立場の人間が、自分の保険を解約する。葛藤がありました。
それでも「保障がついていた期間の分」と割り切り、元本割れよりも、この先の機会損失のほうを重く見ました。
解約金は1年半置いたあと、2024年の新NISA開始に合わせて、全世界株式型のインデックスファンドに一括で投入しています。
ここでひとつ、正直に書いておきます。
「暴落を経験して投資の力に目覚めたから乗り換えた」というきれいなストーリーは作れません。加入も解約も、そのときどきの判断の積み重ねでした。

業界人でも、回り道はします。だからこそ、遠回りしないための判断軸をお渡ししたいんです。
学資保険を最初から選ばなかった理由と、業界の販売構造
ちなみに、学資保険は最初から検討対象に上がりませんでした。
わが家の教育費準備は、NISAと預貯金のみです。
保障は掛け捨てで買い、貯蓄は銀行とNISAに置く。そのほうがコストの構造が見えやすいからです。
業界の内側の話も、少しだけ。
もちろん保険業法の範囲で、学資保険もきちんと説明した上での話です。
「子どもが生まれたら学資保険」という思いが強く、最終的に学資保険を選ばれたお客さまもいました。
ひとつだけ、限定条件を添えておきます。
自分で資産を管理できる方は、保険と貯蓄を分けたほうが、最終的に良い結果につながる可能性が高い。これが私の立場です。
裏を返せば、そうでない状況の方にまで、一律に「分けるべき」とは思っていません。
1,000世帯の相談で見えたこと——8割の方は、内容を知らないまま入っている

私も業界に入らなければ、その8割でした
保険代理店で11年間、1,000世帯以上の相談を受けてきました。
そこで見えたいちばん大きな事実は、8割ほどの方が、自分の加入している保険の内容をほとんど知らないことです。
更新があるのか。更新で保険料がいくら上がるのか。
公的保険で何がカバーされているのか。知らないまま、勧められるまま、なんとなくで入っている。
知らないことは、責められる話ではないと思っています。
私もこの業界に入らなければ、その8割に入っていたはずです。
保険は形のない商品で、比較の軸も見えにくい。
公的保険の説明をして、加入内容を一緒に読み解く。それだけで「相談してよかった」と言っていただけます。
裏を返せば、それくらい情報が届いていない商品だということです。
生涯で払う保険料は、選び方ひとつで数十万〜数百万円変わります。知らないまま入り続けるには、大きすぎる金額です。
それでも「感情で入る保険」を否定しない理由
実は私の親は、私名義の保険をいまも払い続けてくれています。「払えるうちは払っておく」と言って。
合理性だけで見れば、見直しの候補です。
でも、そのままにしてあります。親の気持ちごと解約するようなことは、私にはできませんでした。
相談の現場でも、団信に入っているのを知らずに、死亡保障を上乗せしている方にたくさん会いました。
批判したいのではありません。保険とはそれくらい、気持ちと情報が混ざりやすい商品なんだと思っています。
だからこのブログは「保険を感情で買うな」とは言いません。感情で持つ保険があってもいい。
ただ、それを分かった上で選ぶのと知らずに払い続けるのとでは、大きな差があります。
このブログの結論——保険と貯蓄は分ける。ただし、範囲は人それぞれ

11年の答えを短くまとめると、こうなります。
保険と貯蓄は分ける。必要な保障は掛け捨てで効率的に買う。
- 保険は万が一への備え、貯蓄は将来のための積立と、役割を分ける
- 公的保険と貯蓄でカバーできる範囲を引き、残ったリスクだけを保険で備える
- 必要と判断した保障は、掛け捨てで効率よく買う
そして、同じくらい大事な後半があります。
家計の自走力(自分で資産を管理し、貯蓄を積み上げていく力)に応じて、保険でカバーする範囲は人それぞれ違っていい。

私自身の保険とお金の選択も、すべてこの軸で説明できます。次のセクションで、判断理由ごとお見せします。
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我が家の保険とお金、判断理由つきで全部話します

死亡保障は収入保障保険×18歳まで
私の死亡保障は、収入保障保険です。
団信でカバーされる住宅ローン分を引き、遺族年金を引き、残りを収入保障保険で持つ設計にしました。
毎月受け取れる形にした理由は、妻が管理しやすいからです。
わが家の家計管理は私に一任されていて、妻は貯蓄額も運用の中身も詳しくは把握していません。
私に万が一があったとき、大きな一時金を一度に渡されるより、毎月決まった額が入るほうが暮らしを組み立てやすいはずです。
妻の自走力に合わせた選択でした。
保障期間は、子どもが18歳になるまで。
それまでに進学費用を貯める計画があり、期間を短くするほど保険料は抑えられるからです。
ただ、家計をどこまで管理できるか次第なので、心配な方は大学卒業に合わせる選択も十分ありだと思います。
妻の死亡保障は、私より大きく設計しました。
妻には団信がなく、共働きのわが家では妻の収入が欠ける影響も大きいからです。
「夫だけ手厚く」にしなかったことは、共働き世帯の設計として大事なポイントだと思っています。
必要保障額の細かい計算手順は、【共働き世帯の必要保障額の出し方】にまとめています。

収入保障保険と定期保険のどちらを選ぶか迷っている方は、【収入保障保険と定期保険の違い】もあわせてご覧ください。

医療・がん保険は「生活防衛資金ができるまで」の繋ぎ
夫婦の医療保険とがん保険は、近々解約する予定です。
短期の入院や治療は、高額療養費制度(医療費の自己負担が月ごとの上限額で抑えられる公的制度)と貯蓄でカバーできます。
加入していたのは、長期入院や長く続く治療のように、貯蓄では受け止めきれない事態のためでした。
生活防衛資金(収入が止まっても当面の生活を支えるための貯蓄)がしっかり確保できたいま、この保険は役割を終えつつあります。
とはいえ白状すると、すぐには解約できていません。
感情面のためらいがありますし、妻の理解も要ります。
「分ける」を11年かけて実践してきた私でも、保険をやめるのはこれくらい重いんです。
だから読者の方に「さっさと解約しましょう」とは言えません。
医療保険を「不要」と切り捨てる論調にも、不安を煽って勧める論調にも、私は乗れません。
1年半のがん闘病で、貯蓄がなくなった方。約1年、白血病の治療で入院された方。
5年間、がんの通院治療を続けている方。統計の数字の外側にいる方たちを、相談の現場で実際に見てきたからです。
起きる確率は低い。でもゼロではない。
だから私の答えは「貯蓄が育つまでの繋ぎとして持ち、育ったら卒業する」です。
生活防衛資金の目安は、【共働き世帯の生活防衛資金はいくら必要か】で解説しています。

医療保険をどう選ぶか具体的に知りたい方は、【医療保険の選び方】で解説しています。

子ども3人の医療保険——あえて長期入院対応型を選んだ理由
3人の子どもには、それぞれ1歳になるまでに医療保険をかけました。
「子どもの治療費は助成されるから保険は不要」という意見も、知った上での選択です。
理由は、子どもの入院には治療費以外の負担が大きいからです。
- 付き添いのために個室を選んだ場合の差額ベッド代
- パジャマ・タオル・食事代などの実費
- 親が付き添うことによる収入減
親が入院したときは、傷病手当金(会社員などが加入する健康保険の給付)が収入を支えてくれます。
でも、子どもの入院で親の収入を支えてくれる制度はありません。
選んだのは、最近主流の短期入院向けではなく、長期入院でも給付が途切れにくいタイプ。
家計に本当のダメージを与えるのは長期入院だと、現場を見てきて考えているからです。
子どもの医療保険も、終身ではなく定期タイプです。生活防衛資金が育つまでの繋ぎという位置づけは、夫婦の医療保険と同じです。
NISA8年目のリアル——コロナショックと、妻のストッパー
NISAは2019年、旧つみたてNISAから始めて8年目になります。
2020年のコロナショックも経験しましたが、当時は積立額がまだ小さく「プラスが消えたな」と思った程度でした。
一方で、外貨建て保険のときは1ドル150円台という想定外に判断を揺さぶられました。
もうひとつ、正直な話を。
昔の私は金融リテラシーが低く、ロマンを求めて怪しい儲け話に手を出しかけた時期がありました。
止めてくれたのは妻です。
いまでも私が新しい投資や自己投資にお金を使おうとすると、妻が口を出してくれます。
妻のストッパーがなければ、もっと回り道をしていたはずです。
いまのスタンスは、業界で見てきたことと自分の家計で経験してきたこと、その両方の積み重ねでできています。
このブログのスタンス——なぜ保障額まで踏み込んで書くのか

話すのが苦手な営業マンが、ブログを書く理由
私は、人と話すことが得意ではありません。
田舎育ちで、小中学校はずっと同じ顔ぶれでした。
高校で初めて「知り合いがひとりもいない」状況を経験して、人と打ち解けることの難しさを知りました。
最初の頃はひとりでいることが多いタイプで、部活の仲間ができてから、ようやくクラスに馴染めたくらいです。
そんな人間が、よりによって保険の営業を仕事に選びます。
最初の数年は、苦労の連続です。
知識は足りず、話も思うように運べない。うまく話せずに落ち込むことも、多くありました。
それでも11年、1,000世帯以上の相談を重ねる中で、少しずつ「伝わる説明」の形ができていきました。
このブログは、その11年分を文章に置き換えたものです。
話すのが苦手な私は、昔から、何かを決めるときは自分で調べて考えてきました。
そんな私だから、「対面で相談しなくても、読むだけで自分の保険を判断できる場所」があったらいいのにとずっと思っていました。
誰も作ってくれないなら、自分で作るしかありません。
保険について検索すると、上位には保険会社が運営するサイトか、無料相談への誘導を目的としたサイトが多く並びます。
その構造上、肝心の「自分にいくらの保障が必要か」まで書かずに、相談へ誘導する作りになりがちです。
このブログは、逆の順番にします。
必要な保障の種類・金額・期間を、読者が自分で判断できるところまで書き切る。相談は、その後の最終ステップです。
結論を出すのは、あなた
「やさしい保険のえらびかた」の「やさしい」には、2つの意味を込めています。
難しい保険を噛み砕いて伝えるやさしさ。そして、保険を売る側ではなく、買う側に立つやさしさです。
保障の基本的な考え方は、多くの家庭で共通です。
ただ、最後の調整は家族構成・働き方・価値観で変わります。
あなたの事情のすべてを、画面越しの私が汲み取ることはできません。
何かあったとき、その結果と向き合うのは、私ではなくあなたとご家族です。
だからこのブログは、結論を押し付けません。判断のもとになる知識を、1記事ずつお渡しします。
最後に——相談は「自分で判断できた後」の最終ステップ

保険は、営業の色が強く出やすい商品だと思っています。
知識がほとんどない状態で自分だけで決めるのは難しいので、誰かに相談する方が多いはずです。
ただ相手が人間だと、遠慮して聞きたいことを聞けなかったり、伝えたいことをうまく汲み取ってもらえなかったりします。
相性が合わないと感じることもあるでしょう。保険に限った話ではありませんが。
そして何より、自分に知識が少ないと、相手の提案が自分にとって最適なのかを判断できません。
だから、順番なんです。
まずこのブログで、自分に必要な保障の種類・金額・期間を判断できる状態になる。
そのうえで、商品の絞り込みや最後のひと押しに人の手が必要なら、無料相談を「最終ステップ」として使う。
知識があれば、提案を受け身で聞くのではなく、自分の物差しで評価できます。
読み進める順番に迷ったら、ロードマップから始めてください。
公的保険でカバーされる範囲を引く。貯蓄でカバーできる範囲を引く。
残ったリスクだけを保険で持つ。この順番で読めば、必要な保障の種類・金額・期間まで自分で決められるように設計してあります。
入口は【保険の選び方ロードマップ】からどうぞ。

保険は、多すぎず少なすぎず、それぞれの家庭にとって最適なボリュームで入ってほしい。
その最適な量を見つけるお手伝いが、このブログの仕事です。
こう言うと少し冷たく感じるかもしれませんが、考えるための知識はこのブログの中に全て詰め込む予定です。
一緒に、自分が納得できる保険選びをしていきましょう。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。まずはロードマップから、一歩ずつどうぞ。
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読者のみなさんに安心して紹介できるサービスを選定中です。公開まで少しお待ちください。
